赤を追う。

赤い靴下と赤い悪魔を応援しています。 ボストン・レッドソックス/マンチェスター・ユナイテッド

プレシーズン雑感(ICC初戦)

ICC初戦、インテルを1-0で下してプレシーズンはここまで3戦3勝無失点となりました。ここまでの2試合は見れていなかったのですが、戦評や会見からなんとなく感じていたことを今日の試合で確かめれたので簡単にまとめておきます。

 

 

 

私がずっと言ってきたチームとしての方向性を明確にするということ。スールシャールのやりたいサッカーがだんだん見えて来ているように感じます。まずはここまで素晴らしい守備について。スピードのある前線と、運動量のあるリンガードを10番の位置に置いてのハイプレスでインテルのビルドアップを封じていました。ここは劇的に改善してます。失った後のリカバリーも早く、試合を通して高いポゼッションを維持していました。昨シーズンのスールシャール体制では、ハイプレスしても簡単に剥がされてそのまま上がったポグバのスペースを使われる場面が目立ちましたよね。今日の試合でもショートカウンターでボールを失ってからカウンターされかけてましたが、この時はジェームスが素早く寄せて芽を摘んでました。これだよこれ!攻撃面ではまだまだ成長の余地が見られましたが、走る選手はやっぱいいよね。

 


攻撃について。うーんて感じでした。あまり昨季と変わってない。やっぱり動き出し無さすぎますよね。今日はトップにマルシャル、左にラッシュフォード、右にジェームスという形でしたが、みんな動かない動かない。そもそもマルシャルは足元で受けたいタイプなのでリンガードの位置まで受けに来る場面も多かったです。ワンビサカとジェームスのクロスに合わせる人が誰もいないシーンもありました。スールシャールが就任してポグバの得点が増えたのは、トップに置かれたラッシュがあの超スピードでDFラインを下げていたのも大きかったです。スペースに飛び込んでくる選手がいれば簡単に点が入る崩しができていただけにもったいなかったなと。まぁ今のところそれができているのがメイソン・グリーンウッド君さんな訳なんですけど。このままだとチェルシー戦マジで先発しちゃうよ。