赤を追う。

赤い靴下と赤い悪魔を応援しています。 ボストン・レッドソックス/マンチェスター・ユナイテッド

2018ワールドシリーズ展望

いよいよ明日、ロサンゼルス・ドジャース相見えるワールドシリーズの幕が開きます。レギュラーシーズン、ポストシーズン合わせて171試合を戦い、そして115もの勝利を積み重ねてきた歴史的な2018シーズンのフィナーレ。まずは展望から始めてみたいと思います。

予想先発
G1 セール-カーショー
G2 プライス-リュヒョンジン
G3 イオバルディ-ビューラー
G4 ポーセロ-ヒル


ドジャースフェンウェイパークで行われる第1戦、先日のNLCSでリリーフとして最後の1イニングを投げたカーショーを先発に持ってきました。15球投げて中2日での登板になります。否定的な声もありますが、まあカーショーは慣れっこだと思うので、普通にいつも通り投げてくるでしょう。レッドソックスの第1戦先発はもちろんセール。MLBを代表する二人の投げ合いとなります。例によってポーセロとイオバルディは第1戦と第2戦のリリーフ登板に応じて流動的になるでしょう。セールとカーショーはもちろん、ポストシーズンの呪いを解いたプライスと前回登板の雪辱を晴らしたいリュ、ここまでのポストシーズンにおいては双方ともに鍵となる活躍をしてきたイオバルディとビューラーなど、拮抗したマッチアップになっており第4戦までの勝敗表の予測は困難で、レッドソックスとしては、まずホームの2試合をしっかりと勝つことが重要です。ドジャースタジアムでの3試合はとてもタフなものになります。相手ファンの熱気はもちろん、DHが無くなることで攻撃力は大きく落ちますし、もしJDが右翼に入れば守備力も同様に落ちます。ここはなんとか2勝0敗の状態で乗り込みたいところ。シーズン中は対左投手を課題としていましたが、ここまでのポストシーズンではハップ、サバシア、カイケルと攻略してきました。これまでと同様、先制点を奪って序盤から主導権を握りたいところです。

 

レッドソックス

C レオン/バスケス

1B ピアース/モアランド

2B キンズラー/ホルト

3B ヌニェス/デバース

SS ボガーツ

LF ベニンテンディ

CF ブラッドリーJr

RF ベッツ

DH JDマルティネス

 

ドジャース

C バーンズ/グランダル
1B フリース/マンシー
2B ドージャー/マンシー/キケ・ヘルナンデス
3B ターナー
SS マチャド
LF テイラー/ピーダーソン
CF ベリンジャー/キケ・ヘルナンデス
RF プイグ
DH ケンプ

レッドソックスの第1戦先発捕手はレオンという発表があったのでここは確定です。ドジャースのDHケンプも発表がありました。キープレーヤーを一人挙げるのは難しいですが、強いて言えばムーキーですかね。レッドソックスはあの強力投手陣を有するアストロズからも5試合で29点を奪っていますが、リードオフを務めるムーキーは.205/.295/.578、盗塁も0と力を出せていません(守備面での活躍は凄まじいですが)。それぞれ7点、7点、8点を奪って快勝した第2、3、4戦ではいずれも初回にムーキーが出塁してチームに勢いをもたらしています。彼の復調はさらなる得点力を発揮するために不可欠です。JBJの覚醒がいつまで続くかわかりませんしね。あとはDSでのホルト、CSでのJBJに続くシリーズ男の出現に期待しています。個人的にはピアースに期待。

さて、今シリーズは両監督の古巣対決とか、2004年のヒーローであるロバーツの凱旋とか、そもそもWSで対戦するのが102年ぶりであったりとか、ヒルがフェンウェイに戻ってくるとか、マチャドがどれくらいのブーイングを受けるのか…などなど楽しむ要素には困りません。ドラマティックなシリーズになること間違いなしの2018ワールドシリーズ、プレーボールは明日の9時。会社がある方も学校がある方も観ましょう。

あ、デッドラインにツインズからトレードされたエドゥアルド・エスコバーがARIと3年21Mで契約延長したそうですね。安すぎてビックリです。これでARIはゴルシュミ放出という流れになるんでしょうか。ヤンキースに来ないことを祈っております。それでは