赤を追う。

赤い靴下と赤い悪魔を応援しています。 ボストン・レッドソックス/マンチェスター・ユナイテッド

ユナイテッドの今後について➀

失意のシーズンを終え、スールシャールを正式監督として再出発するユナイテッド。新たなシーズンへ向け、補強第1号としてスウォンジーからダニエル・ジェームスを獲得したものの、当初から言及されている最終ライン、そして退団したエレーラの代役確保には至らずというように、移籍市場では大きな成功を収めているとは言えません。今回は、現状を整理しながら私なりに今後の展望をしたいと思います。

 

今月中にワンビサカ、ブルーノ・フェルナンデスの獲得を目指す

ディオゴ・ダロトの台頭は今シーズンのユナイテッドにおける数少ないポジティブ要素の一つでしたが、アントニオ・バレンシアが退団し、アシュリー・ヤングはパフォーマンスを大きく落としました。もはや新たな右サイドバックの獲得はセンターバックと並んで必須の課題と言えます。ユナイテッドは早くからクリスタルパレスのアーロン・ワンビサカをリストの上位に置いており、先月から交渉を続けてきました。この週末にも交渉の場を設け、3500万ポンド+ボーナスのオファーは拒否されたようですが、恐らく5000万ポンド付近での決着が濃厚です。同じく、セントラルの一角として名前が出ていたブルーノ・フェルナンデス。ネーションズリーグ決勝後にも発表がされるという報道もありましたが、アトレティコ・マドリー、スパーズも関心を示しており、まだ少し時間がかかりそうです。ジョアン・フェリックスや、タンギー・ヌドンベレの去就次第でスムーズに進む可能性もありますが、この2人(特にヌドンベレ)はユナイテッドもリストアップしているはずなので簡単にはいかないのかなと。